歯垢と歯石の違いとは?歯石が気になるときの対処法

こんにちは。札幌ピースデンタルクリニックです。
毎日歯みがきをしていても、気付かないうちにお口の中に汚れが残ってしまうことがあります。
その汚れのひとつが、むし歯や歯周病の原因となる「歯垢(プラーク)」です。
歯垢は食べカスだと思われることもありますが、実はまったく別のものです。さらに、歯垢が時間の経過とともに石のように硬くなったものを「歯石」といいます。歯垢と歯石は名前が似ていますが、性質や取り除き方には違いがあります。
今回は、歯垢と歯石の違いや、歯石ができてしまったときの対応についてお話しします。
歯垢(プラーク)について
歯垢は、お口の中の細菌やその代謝物が集まったかたまりです。白色または黄白色のネバネバした物質で、歯の表面に付着します。1mgの歯垢には1億個~2億個の細菌が存在するといわれています。歯垢は食後4~12時間程度で形成され、みがき残しが起こりやすい場所に付着し増殖していきます。粘着性があり水に溶けにくいため、うがいだけでは取り除くことができません。歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシなどを使って、毎日のケアでしっかり取り除くことが大切です。
歯垢が残りやすいところ
奥歯や、歯の間、歯ぐきとの境目などは特に付着しやすいため、デンタルフロスで除去し、丁寧にセルフケアをしましょう。
歯石について
歯垢が残ったまま放置すると2~3日で石灰化が始まり、約2週間で「歯石」となります。主に歯と歯ぐきの境目に付着する灰白色の石のような硬いかたまりです。
歯石は、表面がザラザラしているので細菌が付きやすく、むし歯や口臭、歯周病などのリスクを高めます。
歯石は、セルフケアでは除去できないため、歯科医院で早めに除去してもらいましょう。
歯石が付着しやすいところ
歯石は下の前歯の裏側や上の奥歯の外側などにできやすいです。ご自身でケアするのが難しい場所ですが、意識してみがくようにしましょう。
歯石は無理に取らず歯科医院へ
歯石が付着しているのに気付くと、「自分で取れそう」と思う方もいるかもしれません。しかし、歯石を自己判断で取り除こうとするのは危険です。
無理に歯石を取ろうとすると、歯や歯ぐきを傷付けてしまうことがあります。また、歯石の一部が取れたように見えても、歯の表面にザラつきが残ると、その部分に汚れが付きやすくなる場合があります。
お口の中は見えにくい部分も多いため、歯石が気になるときは無理に触らず、歯科医院で取り除いてもらいましょう。
まとめ
歯垢は、食べカスではなく細菌のかたまりです。歯と歯の間や歯ぐきの境目、奥歯の溝などに残りやすく、放置するとむし歯や歯周病の原因になることがあります。
歯垢は毎日の丁寧なセルフケアで落とすことができますが、歯石になってしまった場合は歯科医院で専用の器具を使って除去する必要があります。
当院では、お口の状態に合わせたクリーニングやセルフケアのアドバイスを行なっています。歯石が気になる方や、しばらく歯科検診を受けていない方は、お気軽にご相談ください。

