こんにちは。札幌ピースデンタルクリニックです。

皆さまは、8020運動をご存じですか？
今回は8020運動とお口の健康についてお話しします。

8020運動とは

「8020（ハチマルニイマル）運動」は、80歳になっても20本以上の自分の歯を保つことを目標とした取り組みです。これは、厚生労働省と日本歯科医師会が推進しており、生涯にわたって自分の歯で食べる楽しみを味わえるようにすることを目的としています。

自分の歯でしっかり噛んで食べると、食事が美味しく感じられるだけでなく、「唾液が分泌されてむし歯予防や免疫力アップ」「脳が刺激されて認知症を予防」「ストレス解消」といった効果が期待できます。健康で楽しく長生きするためには、健康な歯は欠かせません。

健康と歯並びの関係

むし歯を予防するためには、正しいブラッシング方法で、しっかりと奥歯や歯の溝、歯並びが悪い箇所などをみがく必要があります。

とくに、歯並びが悪いと歯と歯の間に食べ物が詰まりやすく、歯垢もたまりやすくなります。歯みがきの際に歯ブラシが当たりにくく、みがき残しが増えるため、むし歯や歯周病の原因となってしまいます。

ブラッシングのポイント

ブラッシングは以下のポイントを意識してみがくことをオススメします。

• 歯と歯ぐきの境目に45度の角度でブラシを当てる
• 細かく前後に動かす
• 歯の表面だけでなく、歯の裏側や奥歯も忘れずにみがく
• 歯ブラシは、毛先が硬すぎないものを選ぶ

お口の健康寿命を延ばすために

お口の健康寿命を延ばすためには、正しいブラッシングに加え、定期的な歯科医院でのメンテナンスが大切です。
定期的に歯科医院でお口の状態を確認することが、歯の健康寿命を延ばすことにつながります。
さらに、一人ひとりのお口の状態に合わせた、セルフケアのポイントなどをお伝えすることもできますので、一度お口の状態をチェックしてみませんか？

まとめ

健康的に長生きするために、8020の達成を目指しましょう。
自分の歯でしっかり噛んで食べる喜びを一生涯続けるには、お口の環境はとても大切です。また、歯の健康は認知症の予防や免疫力向上にもつながるため、8020を達成し、毎日を元気に過ごしましょう。